パンニャ・メッタ協会日本委員会(PMJ)の平成16年度臨時理事会が、京都駅前ホテル法華クラブ会議室で開催され、パンニャ・メッタ・サンガ(PMS)の活動近況がサンガラトナ・マナケ理事長より報告された。以下は主な報告事項。 禅定林は昨年10月8日に正式に天台宗海外寺院となり、今年6月2日には正式にサンガラトナ・法天・マナケが住職辞令を拝命した。今年の2月8日には、禅定林落慶17周年記念法要も無事行われ、8名のインド人が在家得度した。また、第2僧坊、食堂、水タンクが完成。 智恵山では、4月25日から5月4日まで青少年仏教研修会が行われ、インド全国より16才〜35才の35人が参加。止観・お勤め・法話、寝食を共にした10日間は大好評で大きな成果を得た。これまでインドにはこのような仏教研修会が無かったため、すでに次はいつかと問い合わせが相次いでいる。また、研修会には間に合わなかったが、智恵山僧坊(2部屋)が完成した。 子供の家には、現在男子22名、女子13名の計35名が在籍。6月いっぱいは夏休み。マヘンドラとアジットは10年生の卒業試験(10年生と12年生の試験が最も難しい)を受け結果待ちの日々。最年少10才のラケシュが鎌状赤血球貧血のキャリアーであるとわかり胆石の手術をしたが、6月8日に無事退院できた。 PM学園には、現在総数で約250人が在籍。天台宗南総教区のご支援によりPM学園体育館建設計画が進行中で、来年2月7日の完成を予定。 図書館再建工事は現在支援待ち。 一日医療キャンプは昨年12月20日に実施し、10人の眼科医が200人以上の診療を行った。
ー写真はサンガ理事長より報告を受けるPMJ理事ー
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2004年6月10日(木)
No.9
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