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2004年8月の日記

ただいま編集中
 パンニャ・メッタ・サンガ会報「マハサマディ」。10月20日の発行を目指して編集に余念のない編集長のサクレ先生(右)と実動部隊のミリンダさん(左)。
 例年作文コンクールを行い、優勝、準優勝、三位の作文を掲載しますが、今年の題は「インド文化に仏教が及ぼした影響」です。
 国籍老若男女一切問いませんので、我はと思う人はこぞって応募してください。副賞もつきます。9月20日が締め切りです。言語はヒンディ語に限ります。
2004年8月31日(火)  No.20

お祭りの日


 最近日本でも「ヘナ」の名前で一世を風靡している「メヘンディ」です。メヘンディという木の粉を買ってきて、水で溶いてペースト状にし、字や絵を描くようにして手に描いていきます。
 一度描いたら、洗おうがこすろうが半月以上は消えません。
 本場インドでは、女性が結婚式・祭り・喜び事の時に親に描いてもらったり、友達同士で描きあったりします。特に結婚式の時、新婦さんが手や足に丹念に描いてもらいます。親は少し誇らしげに、やっとうちの娘もメヘンディを描ける年頃になりましたと適齢期のお嬢さんを自慢します。絵柄は幾何学模様であったり孔雀であったり様々です。

 この写真は、PMS本部隣家のネハちゃんが、8月30日の「ラキ」というお祭りの為におめかししているところです。このお祭りは、姉妹が兄弟従兄弟と絆が深くなるように、彼らが元気でいますように等の願いをこめて、右手にお守りを結ぶお祭りです。ネハちゃんは、お兄ちゃんと近くに住む従兄弟のところへラキを結びに行くのに、お母さんにおめかしをしてもらっていました。妹が二人いますが、同じように細かな図柄を描いてもらっていました。
 色の赤っぽい方は乾ききった状態、緑のような色は乾き進行中です。
 家事で一日中めまぐるしい日々を送っているお母さんです。娘のおめかしにはかなりの時間が取られるので、口ではこの忙しい時にとブツブツ言いながらも、目元は母親の慈悲深いそれでした。
 女性はお守りと果物・甘いお菓子ぐらいの出費ですが、男子のお返しは、低価なものでは現金5ルピー、高価な物になると車をあげたりするそうです。

2004年8月30日(月)  No.19

智恵山植樹祭


8月22日、智恵山の山上および麓に、1,000本の様々な苗木が植えられました。我々が最初に登ったころは草一本無い不毛地帯でしたが、毎年少しずつ植樹した甲斐あって、御山は青々としてきました。
今年はチャッティスガル州州議員ヴィノード・カンデカル氏、マハラシュトラ州社会福祉局局長クスム・ワスニク女史等、多くの方々のご出席のもと植樹することができました。また、ドンガルガル市森林局が理解を示して、苗木1,000本を提供して下さいました。

写真は、智恵山山上での植樹と、麓の山門に新しく掲げられる大理石石版です。ヒンディー語と日本語で「智恵山」と書かれています。
2004年8月22日(日)  No.18

インド独立記念日


8月15日は、58年前にインドがイギリスから独立した記念日です。
インド全国津々浦々の公的機関では、朝9時半までの国旗掲揚が義務付けられています。マハラシュトラ州から、学校運営の認可をもらっているパンニャ・メッタ学園も、毎年欠かさず国旗掲揚をしています。
また、この日は多くの学校で文化祭が催されます。パンニャ・メッタ学園でも、インド国内の様々な民族衣装を身に着け、歌ったり踊ったりしてお祝いしています。

写真は、独立記念日のお祝いに制服着用で国旗をもって集合した子ども達と、文化祭の出し物「ザシノラニ」を熱演する子ども達。これは、アグラ近くにあるザシというところの王女様(ラニ)が、子どもをおぶって馬にまたがり、勇ましく戦ったという事実に基づいた物語です。文化祭では必ず登場する出し物で、ジャンヌダルクのインド版といえます。
2004年8月15日(日)  No.17

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