半年ほど前に、2ヶ月で完成するだろうと始めた智恵山正門の工事でしたが、 ようやく22日に完成しました。 なぜこんなに遅れたかというと、正門を作ったドンガルガルが田舎だということと、門が高かったのが主な原因です。 先ずは足場を組むのに時間を取られ、セメントの仕事が終わってペンキを塗る段になって、「ある」と地元のペンキ屋さんが言い張っていたペンキはなく、結局ナグプールのペンキ屋さんに取り寄せてもらいました。また、「智恵山」と書かれた大理石を貼り付けるのにドリルがなく、これまたナグプールから取り寄せました。日本なら個人の家にあるような物でも、一々200キロも離れたナグプールまで調達に行かなければなりませんでした。 このようにアクシデントは色々ありましたが、ようやく念願の正門が完成しました。行きかう人も「参道らしくなった」と喜んでいます。 日本語の「智恵山」の字は、堀澤祖門大僧正の書。左はヒンディ語で「プラジュニャギリ(智恵山)」と書かれています。
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2004年10月22日(金)
No.47
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