パンニャ・メッタ・サンガの本拠地から被災地のナガパッティナムまでは、1,400km離れています。ナグプールからチェンナイまでの1,100kmは夜汽車に揺られて19時間。インドの汽車は4〜5時間遅れること当たり前。そこから330km先にあるナガパッティナムまでは車に揺られて6時間。ナグプールから少なくとも25時間無いと着く事ができません。デリーから関西空港までは約10時間ですので国内でありながら2.5倍かかります。 西インド、グジュラートの大地震復興時もそうでしたが、現地に信頼できるスタッフがいなければ活動は一歩も進みません。グジュラートではマヘーシュさんという方が仲間を集め尽力してくれました。 今回の津波復興支援にはチェンナイで開業医をしているナーガラージャン先生(写真左から4人目)が仲間と東奔西走してくれました。 距離がどうであれ、インドでは、人海戦術が叶わなければ活動は進みません。
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2006年1月27日(金)
No.172
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